【預けるだけでOK】年利最大8% BlockFiの安全性/登録方法について徹底解説

今日はBlockFiの安全性メリットデメリット登録方法について解説していきます。
これを読んでいただいた方が実際に投資するかもしれないので、今日は少しだけ専門用語がでます

専門用語についても分かりやすく説明するのでチャンスを逃さず最後まで読んでみてください

では始めます

目次

BlockFiとは。どんな会社か

BlockFiの基本情報

BlockFi基本情報
(1) 商号 BlockFi Inc.
(2) 代表者 Zachary Prince
(3) 所在地 86 Chambers Street Suite 205, New York, NY 10007
(4) 設立 2017年8月
(5) 主な事業内容 仮想通貨を担保とした法定通貨の貸付サービスを提供

簡単に概要だけ説明すると、
BlockFiは2017年8月にニューヨークで設立された、米ドルローンサービスです。

仮想通貨を担保にし、米ドルを借りることができるという今までになかったサービスを提供する会社で、仮想通貨が担保であるため本人確認などの審査プロセスを簡略化しています。

2011年3月11日には3億5000万ドルの資金調達を完了しており、累計調達額4億5000万ドル、会社の評価額としては30億ドルに達しています

顧客が22万5000以上融資額は100億ドルにもなるという急成長企業です

TechCrunch
TechCrunch | Startup and Technology News TechCrunch | Reporting on the business of technology, startups, venture capital funding, and Silicon Valley

↓公式の動画です

BlockFiを利用するメリットとは

次に、BlockFiを利用するメリットを解説していきます。それがこちら

高金利のレンディングサービス
日本人も利用可能
リクルートも出資している
資産のほとんど極めて安全性の高い保管方法
資金ロックが無い
月利複利運用可能
アプリ使いやすい

上記の内容を深堀して解説していきます

高金利のレンディングサービス

BlockFiは最高8%とかなり高い年利を提供しています

また、貸し出す枚数や通貨によって年利は変化します。そのままではわかりにくいので、表にまとめました。それがこちらです

BTCの金利

通貨 APY
BTC (Tier 1) 0 – 0.10 BTC 4.5%
BTC (Tier 2) 0.10 – 0.35 BTC 1.0%
BTC (Tier 3) > 0.35 BTC 0.1%

ETHの金利

通貨 APY
ETH (Tier 1) 0 – 1.5 ETH 5%
ETH (Tier 2) 1.5 – 50 ETH 1.5%
ETH (Tier 3) > 50 ETH 0.25%

アルトコイン、トークンの金利

通貨 APY
LTC (Tier 1) 0 – 20 LTC 4.75%
LTC (Tier 2) > 20 – 100 LTC 1%
LTC (Tier 3) > 100 LTC 0.1%
LINK (Tier 1) 0 – 100 LINK 3.5%
LINK (Tier 2) 100 – 500 LINK 0.5%
LINK (Tier 3) > 500 LINK 0.1%
UNI (Tier 1) 0 – 100 UNI 3.25%
UNI (Tier 2) 100 – 500 UNI 0.2%
UNI (Tier 3) > 500 UNI 0.1%
BAT (Tier 1) 0 – 4,000 BAT 3.25%
BAT (Tier 2) 4,000 – 20,000 BAT 0.2%
BAT (Tier 3) > 20,000 BAT 0.1%

ステーブルコインの金利

通貨 APY
USDC (Tier 1) 0 – 40,000 USDC 8%
USDC (Tier 2) > 40,000 USDC 5%
GUSD (Tier 1) 0 – 40,000 GUSD 8%
GUSD (Tier 2) > 40,000 GUSD 5%
PAX (Tier 1) 0 – 40,000 PAX 8%
PAX (Tier 2) > 40,000 PAX 5%
PAXG (Tier 1) 0 – 1.5 PAXG 3.25%
PAXG (Tier 2) 1.5 – 5 PAXG 0.2%
PAXG (Tier 3) > 5 PAXG 0.1%
USDT (Tier 1) 0 – 40,000 USDT 8%
USDT (Tier 2) > 40,000 USDT 5%
BUSD (Tier 1) 0 – 40,000 BUSD 8%
BUSD (Tier 2) > 40,000 BUSD 5%
DAI (Tier 1) 0 – 40,000 DAI 8%
DAI (Tier 2) > 40,000 DAI 5%

このように、最大8%の利息を得ることができます。しかし一定額以上だと金利が大きく下がってしまうので、その点だけ気を付けてください。

僕は分散の意味もあり、Nexoなどほかのレンディングサービスを並行して利用しています。

リクルートなど超大手企業も出資している

BlockFiにはリクルートやコインベースなど、名だたる企業が出資を行っています。この事から業界、企業としての成長が見込まれていると考えられます

その記事がこちら↓

(c) Recruit Co., Ltd.
リクルート、仮想通貨を担保とした法定通貨貸付サービスを提供するBlockFiへ出資 | Recruit - リクルートグ... リクルートグループの関連事業・サービスの紹介、ニュースリリース等のグループ情報サイトです。一人ひとりに「まだ、ここにない、出会い。」を提供していきます。

資産をGemini(ジェミニ)で保管している

Geminiというのは世界有数の仮想通貨取引所の事です。ではこのGeminiに資産を保管していると何がすごいのでしょうか。それが「顧客資産を最大で2億ドル保証する」という点にあります。

その記事はこちら↓

Gemini
Gemini Launches Captive Insurance Company - Now Has the Most Custody Insurance Coverage in the Crypt... Gemini Custody™ has $200 million in custody insurance coverage — the largest limit of insurance coverage purchased by any crypto custodian.

基本的に仮想通貨がハッキングされ失われた時、顧客に資産は返ってきません。コインチェックハッキング事件のように、会社が返金してくれることもありますがそうなるかは会社の良心に依存しており契約ではありません

しかしこのGeminiは別です。預かり資産がハッキングされ失われた場合、最大で2億ドル支払うとういう条項が契約で明記されています

また、Geminiは資産の95%をコールドウォレット∗で保管、残りの5%もAONという保険会社の保険にかけています。
コールドウォレット:オフラインで仮想通貨を保管する方法。インターネットに接続しないためハッキングに対してかなり有効

残り5%の保険内容はこちら↓

Gemini
Digital Assets Insurance | Gemini After a series of due diligence roadshows with industry-leading insurers, we are pleased to announce that we have secured insurance coverage...

またGeminiはニューヨーク州からデジタル資産を管理する許可を受けており、世界トップの金融機関と同じ資本準備要件と、コンプライアンス基準で定期的に監査されており厳しく管理されています。

結論、ここまで安全性が高く手厚く顧客の資産を保護してくれる取引所はほとんどないと言ってもいいと思われます。

資金ロックが無い

レンディングをする際にネックになるのが資金ロックです。資金ロックされているということはその期間資金が動かせず、暴落から逃げる事や取引所が倒産しそうな際逃げることができなくなるなどのリスクがあります。

しかしBlockFiは資金ロックがありません。ですから今あげたリスクを回避することができるのです。自分の好きな期間預け入れ、出したい時に出す。それが可能なのがBlockFiです。

月利で複利運用可能

BlockFiではこのように、毎月1日に利息が付与されトランザクションレポートから確認できます

付与された利息はそのまま次の運用分に自動で追加されるので、置いているだけで勝手に複利運用してくれます。何も設定せず自動で運用してくれるのはかなり助かっています。

アプリが使いやすい

Do More with Your Crypto

これ意外と重要なポイントです。日本語対応はしていませんが、ほんとにサイトが見やすくて使いやすい直感的に使えます

僕がBlockFiを使っていて確認するポイントは、

・資産の時価総額
・今日の利息
・通貨の現在価格

この3つくらいです。他は正直毎回見ません。

BlockFiだとこの3つが一目で確認できます。現在価格もワンクリックで確認でき非常にシンプルで使いやすいUIです。

次に、僕がBlockFiを利用するうえで気になった点を解説していきます

Q&A

それがこちら

手数料、出金制限はあるの?
ビジネスモデルは?
利息はいつ付与されるの?
・利息は預けている通貨とは違う通貨でも受け取れる?

BlockFiの手数料/出金制限額

BlockFiは入金手数料や口座維持手数料などは無料です。出金に関しても月一回なら無料になります。

※無料になるのはBTC/ETH/LTC/LINK/PAXG合わせて1回USDT/USDC/GUSD/PAX合わせて1回です。↓

0.003BTC及び0.056ETHより少ない出金処理に最大30日かかる可能性があります↓

2回目以降に発生する手数料の表がこちらです

通貨 手数料
BTC 0.00075 BTC
ETH 0.02 ETH
LINK 0.95 LINK
LTC 0.0025 LTC
ステーブルコイン $10.00 USD
PAXG 0.015 PAXG
UNI 1 UNI
BAT 35 BAT

また、BlockFiには7日間ごとに出金額制限があります。その表がこちらです。

通貨 7日間の限度額
BTC 100BTC
ETH 5,000ETH
LTC 10,000LTC
LINK 65,000LINK
ステーブル $1,000,000
PAXG 500PAXG
UNI 5,500UNI
バット 2,000,000BAT

PAXGのみ追加の手数料が必要となります。理由はPAXがゴールドを管理する手数料として差し引かれるからです。

BlockFiのビジネスモデル

簡単に説明すると、BlockFiは仮想通貨レンディングだけでなく仮想通貨を担保にした米ドルのローンサービスも提供しています。

その際、借り手は米ドルを借りる金額の2倍以上の仮想通貨を担保としてBlockFiに預けなければなりません。しかも仮想通貨が暴落し、担保と借りた金額の割合(LTV)が合わなくなれば担保を追加しないといけなくなります
※LTVは後ほど解説します

もし追加しない場合は担保として渡した資産がBlockFiに売却されるので、BlockFiは損をしない仕組みになっています。

その具体的な金利、手数料、LTVがこちらです

LTV 金利 借入手数料
50% 9.75% 2%
35% 7.9% 2%
20% 4.5% 2%

LTVを簡単に説明すると、担保として渡した資産額の何%を借りているかという指標です。借入金額÷担保資産で計算できます。例えば、担保資産が$10000借入金額が$5000だとすると、LTVは5000÷10000で50%になります。
つまりLTV=50%の時借り手側は、借りた金額の2倍の額を担保に入れているという事です。

LTVは%が低ければ低いほど良いとされています

暴落時の詳しい対応↓

https://help.blockfi.com/hc/en-us/articles/360048862712-Prices-dropped-what-is-the-loan-margin-process-

上の記事では、BlockFiのリスク管理システムが3層に分けられていることを説明しています。

簡単に解説すると、

①「LTVが65%になったらメール送るよ!担保追加して50%に近づけておいてね!

②「LTVが70%になったら、72時間以内に担保を追加して元のLTVに戻してね!そうしないと元のLTVに戻すために、こっちで担保を一部売ったりするよ!

③「一応メール送るけど、もしLTVが80%以上になったら今すぐ担保をすべて売り払うよ!

という感じです。

利息はいつ付与されるの?

利息は基本的に月の始めに入金されます。発生は毎日あり、ホーム画面のACCRUED INTERESTから確認できます。

ACCRUED INTEREST今月の今日までに発生した利息の総額TOTAL INTEREST PAID現在までに受け取った利息の額です。仮想通貨価格の上下により変化するので、大体このくらいなんだ、くらいで思っておいてください。

利息は預けている通貨以外の通貨でも受け取れるの?

結論、受け取れます。しかしデメリットがあります。

それは、最大1%も手数料として取られてしまう事です。レンディングにおいて1%がどれほど大きいかはご存じだと思います。しかも、年利計算で言えば損失は1%では収まりません


詳しい説明はこちら↓

https://help.blockfi.com/hc/en-us/articles/360048863152-What-is-the-Interest-Flex-Payment-option-?_ga=2.267884813.2038650858.1630645103-1508606623.1622272388#:~:text=Our%20system%20will%20perform%20this,please%20review%20our%20FAQs%20here

なぜかというと、BlockFiの金利はAPYで計算されているからです。APYというのは毎月入ってくる利息を100%運用に回した時の年利です。

つまり、利息を減らすとその分次の月の元本が減るので次の月の利息も減ることになります。結果として1%以上減ることになるのです。

ですので何か特別な事情があるならいいですが、僕は使用しませんしおすすめはできません

では次に、登録方法について解説していきます。

BlockFiの登録とレンディング方法

BlockFiレンディングは3ステップで始めることができます。それがこちら

①口座を開設する
②本人確認を行う
③入金する

詳しく解説します

BlockFi公式サイトへ

アカウントを開設する

まず、公式サイトへ行きます。

BlockFi公式サイトへ

するとこのような画面になります

書いてあるのは、30日間100ドル以上アカウントに入っていれば10ドルプレゼントしますよ、という意味です。赤枠のJoin BlockFiを選択し次へ進みます

次へ進むとこの画面になるので、

・下の名前 ※漢字可
・苗字   ※漢字可
・メールアドレス
・パスワード ※「.」や「/」などの記号を入れて作成
・チェックボタン2つ

を記入して最下部のエクスポートをタップしてください。

パスワードの下に出てくるポップは、「8文字以上かつ、大文字、小文字、数字、特殊文字のうちどれかを3ついれてください」という意味です。

ロボットでない証明を終えると

このような画面に変わります。こうなればOKです。

メールアドレスに確認メールが送られてくるので、赤枠をクリックしてください

これで口座開設は終了です。そのまま本人確認を行っていきます

本人確認の方法

まず、口座のタイプを選択します。左が個人右が法人です

次に住所など入れていきます

その次に電話番号誕生日収入元を入力してください。

この画面になると終了です。次は身分証の確認に行きます

最後にこのメールが来たら本人確認が完了です。

最後に入金方法を説明していきます

入金方法

入金の流れは以下の通りです。PC版スマホ版両方を解説します

PC版:入金方法

【PC版】
①Fundを選択
②送りたい通貨を選択
③入金アドレスをコピーし送金元取引所で新アドレス作成
④メールアドレスによるパスコード認証
⑤メールで受け取り完了通知が届く
①まず、Fundを選択します
②次に、送りたい通貨を選択します
③Currencyを選択し、受け取りたい通貨を選択します。今回はBTCを選択します。
この画面でQRコードをスキャンするか、アドレスをコピーして送金元取引所で新しい送金先アドレスを作成し、送金してください。
※お分かりだとは思いますが、初めての送金は少額にしてください。BlockFiで受け取りが確認出来たら送金したい額を送金するようにしてください。
このメールが来たら受け取り完了です
送金する取引所によって出金までの時間が変わるので、今お使いの取引所の出金時間を確認してみてください。
続いてスマホ版です

スマホ版:入金方法

【スマホ版】
①Fundを選択
②Crypto Transferを選択
③送りたい通貨を選択
④入金アドレスをコピーし、送金元取引所で新アドレス作成
⑤メールアドレスによるパスコード認証
⑥メールで完了通知が届く
スマホ版は流れが変わりますが基本的には同じです
①まず、Fundを選択します
②次に、Crypto Transferを選択します
③ここから受け取りたい通貨を選択します。今回はBTCを選択します。
この画面でQRコードをスキャンするか、アドレスをコピーして送金元取引所で新しい送金先アドレスを作成し、送金してください。
※お分かりだとは思いますが、初めての送金は少額にしてください。BlockFiで受け取りが確認出来たら送金したい額を送金するようにしてください。
このメールが来たら受け取り完了です
送金する取引所によって出金までの時間が変わるので、今お使いの取引所の出金時間を確認してみてください。

実際にレンディングしてみた

僕は2021年5月に入金してレンディングを開始しました。

ピンク色が入金で、緑色が利息です。ちゃんと毎月頭に利息が付与されていることがわかります。

APYは預けている期間が長くないとあまり効果を発揮しないので、BlockFiに悪いニュースがないのであれば基本放置しておこうかと思っています。

現在までの利息の総額

2021年の5月終わり、実質6月からスタートして3か月で約120ドル(約13000円)稼ぐことができました。放置しているだけでこの金額がもらえるので、なかなかおいしいんじゃないかと思います。

出金方法と注意点

次に出金方法について説明します。

BlockFiは資金ロックがないのですぐに出金申請を出すことができます。その際気を付ける点が3つあります。

1.月2回目以降の出金には手数料がかかる
2.7日間の出金限度額がある
3.出金申請後から出金まで時間がかかる
1と2は上で解説したので、ざっくり行きます。

2回目以降に発生する手数料の表がこちらです

通貨 手数料
BTC 0.00075 BTC
ETH 0.02 ETH
LINK 0.95 LINK
LTC 0.0025 LTC
ステーブルコイン $10.00 USD
PAXG 0.015 PAXG
UNI 1 UNI
BAT 35 BAT

また、BlockFiには7日間ごとに出金額制限があります。その表がこちらです。

通貨 7日間の限度額
BTC 100BTC
ETH 5,000ETH
LTC 10,000LTC
LINK 65,000LINK
ステーブル $1,000,000
PAXG 500PAXG
UNI 5,500UNI
バット 2,000,000BAT

PAXGのみ追加の手数料が必要となります。理由はPAXがゴールドを管理する手数料として差し引かれるからです。

という感じです。
3の出金までの時間ですが、具体的にはこのようになります
①東部標準時午後5時(UTC 21:00)より前に送信された場合、翌営業日に処理。
②東部標準時午後5時(UTC 21:00)以降に送信された場合、2営業日で処理
日本時間に直すと、
営業日のAM6時までに出金申請を出せば、翌営業日に処理
営業日のAM6時以降に出金申請を出せば、2営業日後に処理
という感じです。ちょっと難しいですがこういうメールが来て、いつ出金されるか教えてくれるので、あまり気にしなくて大丈夫です。
※正確な値はわかりませんが高額の出金だと本人確認があるらしいです。

まとめ:リスクを抑えつつレンディングを行おう

レンディングだけではありませんが、どんな事柄にでもリスクはあります。株や債券、銀行預金にすらリスクはあります
ですので、自分がどれくらいのリスクを取れるのか、取っていいのか。そして何かあった場合はどう対応するかなど、様々な要素、角度から考えてしっかりレンディングを行ってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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この記事を書いた人

・2017年仮想通貨スタート
・一度退場するも復活、負けた経験を活かして10万→250万に
・現在は仮想通貨で不労所得獲得を目指す

【発信内容】

「仮想通貨運用」
「DRMアフィリエイト」
「SNS運用」
「サイト運用」
「FIRE投資」

好きなこと➡ゴルフ、ポーカー、ダーツ

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